TrakaWEB GOVERNANCE & SECURITY
単なる「鍵の管理者」ではない。
組織のアクセス統制を握る、セキュリティの核心。
TrakaWEBの管理者権限は、単に「誰に何を許可するか」を決めるだけのものではありません。万一のインシデント発生時に、特定の権限を“即制御”し、原因を“即追跡”できる、ITガバナンス全体の重要統制ポイントとして機能します。
ADMINISTRATOR VALUE「ユーザー・資産・アクセス・監査を
一元的に統制する最高責任者」
現場の属人的な管理を完全に排除し、ルールベースの厳格なセキュリティ運用を実現。J-SOX対策、内部監査、ISO認証といった高次元のコンプライアンス要求にも、改ざん不可能な証跡をもって完全に対応可能にします。
CORE FUNCTIONS
管理者アカウントで実現する5つのコア機能
① ユーザー管理
新規登録・削除はもちろん、ID・カード・PINコードなどの認証情報を紐付け。権限の付与や剥奪を即時実行し、入退社や急な組織異動へ迅速に適応します。
入退社・異動に即対応
② アクセス権限の設定
「誰が・どの鍵や設備を・いつ使えるか」を綿密にマトリクス制御。利用時間(スケジュール)制限や、2名以上の認証を必須とする複数承認を構成可能です。
内部統制・セキュリティの中核
③ 資産(鍵・機器)管理
キャビネットやロッカーのアイテム登録・分類。先入れ先出し(FIFO)や返却期限の設定、不具合が発生した端末・鍵の貸出自動ブロックなどを制御します。
現場運用の最適化
④ ログ・監査管理
全ての操作履歴・異常履歴を一元的に監視。日付やユーザーごとにフィルタリングされたレポートを生成し、インシデント時の強力な法的証跡を担保します。
確実な証跡(監査・J-SOX対策)
⑤ アラート・通知設定
未返却のタイムアウト、不正な暗証番号入力、扉のこじ開けといった危機を自動で検知。即座に指定管理者へEメール通知やリレー信号発信を行います。
常時監視体制の完全自動化
■ 組織階層に合わせた柔軟な権限レベル設計
| 権限レベル | 実務における割当内容 |
|---|
システム管理者 (最上位) | 全データベース、全インフラ拠点、全機能のフル権限。IT部門や最高セキュリティ責任者が保持。 |
| 部門管理者 | 特定の工場・オフィス、あるいは「総務部」「開発部」など管轄部門のユーザー・資産のみを制限管理。 |
| 一般ユーザー | ソフト設定権限は持たず、許可された物理的な鍵や機器の取り出し・返却実務のみを実行。 |
ARCHITECTURAL DETAILS
TrakaWEBにおける権限管理の「3大構成要素」
システム全体のセキュリティ境界は、**「操作画面(ソフト)」「現地端末(ハード)」「アセット(個別の鍵)」**の3つの次元で定義されます。
1. ソフトウェア・パーミッション・グループ
(Software Permission Groups)
TrakaWEB(ブラウザ管理画面)へログインするユーザーに対し、
「どのメニューや機能にアクセスできるか」の画面操作範囲を完全に固定します。
• Pages(ページ権限): アイテム、ユーザー、iFob、レポート、各種ソフトウェア設定(予約、ペアリング設定など)の表示・編集・作成・削除をきめ細かく制御。
• Features(機能権限): リモートリリース(ブラウザからの遠隔解錠)、アイテムの所有権移転、ユーザーの一括CSVアップロードなどの強力な機能の実行可否を個別に制限。
• 割り当て方法: ユーザー詳細設定の「Web Access」タブから、対象のグループ(例:閲覧専用、データ編集者など)をチェック選択するだけで適用されます。
2. Traka Touch本体の管理ロール
(Admin Roles)
TrakaWEBで事前に役割を設定・同期し、
現地キャビネット(Traka Touch本体)の液晶タッチパネル上での管理操作権限を制限します。ユーザー詳細画面の「System Access」グリッドから割り当てます。
• Super Admin: 該当する物理システムの全管理機能権限(以下3種すべて)を一括して付与、または取り消します。
• System Admin: システムの基本ハードウェア設定(ロッカーの場合はドア構成含む)を制御。ただし、一般ユーザー情報の追加・変更はできません。
• User Admin: 現地端末でのユーザーレコードの直接編集(追加、削除、アイテムアクセス権の個別割り当て等)を許可。
• Items Admin: 現地でのアイテム情報の管理、および破損したiFob(インテリジェントキー)の交換登録作業を許可。
• System Reports: 現地タッチパネル画面上での利用監査レポートの閲覧および実行を許可。
3. アイテムへのアクセス権
(Item Access)
TrakaWEBでは、従来の煩雑な「アクセスレベル」という抽象概念を撤廃し、直感的でミスのない指定アプローチを導入しています。
• 直接割り当て: ユーザー設定の「Item Access」タブを開き、キャビネット内のどの位置(ポジション)の鍵・アイテムを取り出せるか、グラフィカルに直接選択します。
• アイテムアクセスグループ: 複数のアイテム(例:「1F社用車キー一式」など)を1つのグループにまとめ、そのグループ単位で複数のユーザーにまとめてアクセス権を付与可能です。
• 権限の重複ロジック: アイテム自体の物理アクセス権(持ち出し権)を持っていない管理者であっても、ソフトウェア側の操作権限として「所有権の移転」が許可されていれば、現在持ち出されているアイテムのステータス引き継ぎなど、高位の管理介入操作が可能です。
その他の特殊な高度ガバナンス設定
高度なセキュリティ運用要件に対応するため、以下の特殊なコンフィグレーションをUsersメニュー、またはSoftware Settingsより随時追加・構成可能です。
• 承認者 (Authoriser): 特定の最重要資産・マスターキーを取り出す際、本人の認証だけでなく、あらかじめ指定された「上位承認者」のカードやPINの二重認証を物理的に必須化(最大3名まで承認階層を構成可能)。
• 緊急解錠 (Emergency Open): サーバーとの一時的なオフライン運用(スタンドアロン)時などに、本体液晶から物理キャビネット全体を緊急解錠できる超特権を特定の信頼できるユーザーにのみ付与。
• リージョンアクセス (Region Access): 組織がグローバルや全国規模の場合、管理者が「自分に割り当てられた特定の地域(リージョン)」に属するデータやキャビネットのみを表示・編集できるように空間的な権限分立を確立。
TrakaWEB Core Solutions
各機能のセキュリティ詳細・運用仕様を見る
01. MULTI-SITE / CENTRALIZED分散拠点対応・一元管理システム
全国・世界中のキーキャビネットやスマートロッカーを単一のブラウザ画面に統合し、中央統制とガバナンスを両立します。
詳細ページへ →
02. RISK ANALYSISインシデントを防ぐ3つの防衛線
「誰がいつ鍵を使ったか分からない」ずさんな管理が招く、不法侵入や内部不正、情報漏洩などの莫大な企業リスクを解説。
詳細ページへ →
03. AUTHENTICATIONTrakaWEB パスワードポリシー設定
基本認証モードにおけるセキュリティ強度を極限まで高める複雑さのルールと、不正アクセスを防ぐアカウントロックアウトの構成・運用手順を解説します。
詳細ページへ →
04. ADMIN ACCESS CONTROL単なる「鍵の管理者」ではない。
組織のアクセス統制を握る、セキュリティの核心。組織階層に合わせた柔軟な権限レベル設計
詳細ページへ →
05. INCIDENT RESPONSE初期即応インシデントレスポンス
返却遅延や強制こじ開けなどの異常を検知した瞬間、管理者へのメール自動通知や外部システム(RTUS)とのリアルタイム連動を実行。
詳細ページへ →
06. OPTIONAL FEATURES有償・無償フィーチャーオプション
「障害ログ」「複数システム間返却(RRMS)」「システム横断利用制限(AAS)」など、運用の最適化を叶える強力な拡張機能群。
詳細ページへ →
BACK TO CORE TECHNOLOGYTrakaの核となるテクノロジー
空間デザイン、エルゴノミクス操作性、そして強固な暗号化通信を含むインテリジェント管理システム。世界トップクラスの施設に選ばれるTrakaのテクノロジー基盤へ。
VIEW ALL PHILOSOPHY →
Total Link.co.,Ltd © 2022