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メンテナンス時のヒューマンエラーを防ぐロックアウトペアリングとは

ロックアウトペアリングとは

ベルトコンベア、ジェットコースター、工業ロボットなど様々な場面でメンテナンスの為に、危険な動力源の制御を行う必要があります。
これは機械の運転を停止しメンテナンス作業を行う際に作業員に危険が及ぶことのないように、当該機械の起動装置が始動しないように防止する措置を講じなければならないからです。
従来は、主電源を遮断する為に標識(メンテナンス中・電源入れるななど)を提示するのが主流でした、しかし標識だけでは誤操作を完全に防止する事はできません。

巻き込み事故

例:巻き込み事故

ロックアウトペアリングは危険エリアに立ち入る鍵と主電源(動力源)を始動する鍵をペアリングし、両方の鍵を同時に持出できないようにする事でメンテナンス時のヒューマンエラーを防ぐ機能です。

どんな場所で使いますか?

修理や燃料補給、点検、調整、清掃など機械の稼働する範囲に立ち入る鍵と主電源の鍵
化学物質、空気圧、液体、燃料などのバルブの開閉の鍵とメンテナンスエリアの鍵
機械設備の安全装置を外す鍵と主電源の鍵

ロックアウトペアリングのメリット

・確実な安全確保
作業者自身で行うロックアウトと違い、ロックアウトペアリングの機能を使う事で確実な動力源(主電源)のロックアウトができます。
・使用履歴の明確化
「誰が」「いつ」「何を」持ち出したのかを完全に可視化、ブラウザでリアルタイムの状況を確認できます。
・1対多で設定可能
一つの動力源(主電源)に対して複数のメンテナンス鍵を設定できます。この場合すべてのメンテナンス鍵が返却された場合のみ動力源(主電源)の鍵を取得できます。

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