金庫で保管や施錠して管理しなくてはならない医薬品
毒薬・劇薬
毒薬は、専用の鍵のかかる保管庫に貯蔵する必要があります。
劇薬は、他の医薬品等と区別して、貯蔵・陳列する必要があります。なお、劇薬は、毒薬のように、特に鍵のかかる場所に保管する必要はありませんが、盗難にあったり又は紛失することを防ぐのに必要な措置を講じなければならない為、実際には鍵のかかる場所への保管が望ましいとされています。
麻薬
麻薬診療施設内に設けた鍵をかけた堅固な設備内に保管しなければなりません。
また、保管庫の設置場所は関係者以外の出入がない場所を選ぶことが望まれます。
向精神薬
従事者が盗難の防止に必要な注意をしている場合以外は、かぎをかけること。
覚せい剤
鍵をかけた場所で保管すること。(鍵をかけた場所とは施錠設備のある倉庫・薬品庫等のほかロッカー・金庫等の保管設備のことです。)
薬品保管庫の鍵管理メリット
厳格なアクセス権を制御
ユーザー毎・アイテム毎に使用可能なアクセス権限を付与する事で、適切な資格権限を保有したユーザーのみが鍵を使用で、権限を持たないユーザーの使用を防止し、紛失や盗難のリスクを軽減すると共に、「いつ」「誰が」「何を」取り出したのかの履歴を自動的に記録、説明責任の所在を明確化します。
カスタムメッセージで注意喚起
鍵を取り出す前に使用する薬品の種類毎に必要な注意喚起のメッセージを表示させ、ユーザーの失念を防止する事で誤った使用を防止したり、必要な作業を思い出させたりすることで、適切な作業を促す事ができます。
カスタムメッセージは鍵毎にそれぞれ違った内容を管理が編集することができ、薬品の種類に応じて適切な内容を表示できます。
カスタムメッセージは鍵毎にそれぞれ違った内容を管理が編集することができ、薬品の種類に応じて適切な内容を表示できます。
門限設定で自動的に棚卸
スタッフの交代時間など任意の決まった時間に門限を設定しておくことでその時間に帰ってきていない鍵を自動的に通知、「誰が」持出しているのかを管理者に通知する事で、管理者は必要な対応を迅速に行う事ができ、誤って持ち帰ってしまうといったトラブルなど防止できます。