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TrakaWEBのファイアウォール要件

Network & Security Guide

TrakaWEB導入時のファイアウォール要件ガイド
〜安全かつスムーズなネットワーク設計とポート設定〜

TrakaWEBは企業の鍵・資産管理を強力に推進するシステムですが、複数コンポーネントがネットワーク連携するためファイアウォール設定が非常に重要です。安定運用とセキュリティ確保に必要な通信要件をわかりやすくまとめました。

TRAKAWEB COMPONENTS

TrakaWEBの主なコンポーネント

TrakaWEBシステムは、単一のソフトウェアではなく複数の専門サービス・アプリケーション(Web Front End、Business Engine Service、Comms Engine Service、Admin Application、Database、Traka Touchなど)が連携して動作します。

これらがネットワーク上で迅速かつ安全に通信するためには、社内ファイアウォールやルーターで**「必要なポートのみを正確に開放する」**設計が必須となります。

🛡️
適切なアクセス制御

通信経路(ポート)を最小限に絞り込むことで、高い利便性と強固なセキュリティを両立します。

PORT LIST

必要なファイアウォールポート一覧

通信元通信先プロトコルポート番号
Business EngineSQL ServerTCP1433
Business EngineComms EngineTCP9997
Comms EngineBusiness EngineTCP10500, 10501, 10503, 10504
Comms EngineTraka TouchTCP9998
Traka TouchComms EngineTCP10601
Admin ApplicationBusiness EngineTCP10500, 10501, 10503, 10504
Web Front EndBusiness EngineTCP10500, 10501, 10503, 10504
Broker Management PortBusiness EngineTCP15672
Broker PortBusiness EngineTCP5671
Broker MQTTBusiness EngineTCP15675, 15676
Integration Engine V2Business EngineTCP10700
Traka TouchRabbitMQ BrokerTCP5671
RabbitMQ BrokerTraka TouchTCP5671

PORT EXPLANATION

通信ポートのポイント解説

DATABASE

SQL Server 通信(ポート: 1433)

Business Engineとデータベース(SQL Server)間の接続に必須の標準ポートです。Express / Standard / Enterprise や Azure SQL を利用する場合でも通信を通す必要があります。

CORE SYSTEMS

エンジン・端末間連携(ポート: 9997, 9998, 10500系, 10601)

Business Engine、Comms Engine、および現地物理キャビネット(Traka Touch)間のリアルタイム制御を行うコア通信です。特に10500番台(10500, 10501, 10503, 10504)は管理画面や制御アプリなど複数コンポーネントで頻繁に使用されます。

BROKER

RabbitMQ ブローカー通信(ポート: 5671, 15672, 15675, 15676)

レポートの生成やシステム内でのリアルタイム通知・イベント処理を担当するメッセージブローカー通信です。SSLによる暗号化通信にも完全対応しています。

INTEGRATION

Integration Engine V2(ポート: 10700)

サードパーティシステムとの外部連携や、リアルタイムアップデートサービス(RTUS)との通信に使用される重要なAPIポートです。

SECURITY CHECKPOINT

⚠️ ネットワーク設定・構築時の注意点

ファイアウォール設定を行う際は、業務の安定性と防犯レベルを高い次元で維持するために、以下のセキュリティ原則を順守してください。

  • 最小権限の法則:必要なポートのみをピンポイントで開放し、不要なポートやIP範囲は遮断することでサイバー攻撃リスクを極小化します。
  • 通信の暗号化(SSL):サーバーおよびクライアント端末間の通信にはSSL証明書を導入し、データ窃用や盗聴を強力に防止することを強く推奨します。

確実なネットワーク設計で、安全なTrakaWEB運用を。

TrakaWEBの安定運用にはファイアウォール設定の最適化が不可欠です。社内ネットワーク管理者との連携や設定手順についてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

ネットワーク構築・ネットワーク要件について相談する →

ABOUT THE AUTHOR

Atsushi Okai(岡井 淳)
Key Management Solution Specialist 岡井 淳 Atsushi Okai
株式会社トータルリンク | Key Management Solution Division General Manager

世界最高峰の鍵管理システム「Traka(ASSA ABLOY)」の認定エンジニア。日本国内の高度なセキュリティが要求される重要施設に向けて、設計・構築から運用設計、トラブルシューティングにいたるすべてのプロセスをリードする。

官公庁、国立研究機関、データセンター、精密化学工場、大手製薬ベンチャー、医療・廃棄物処理施設など、厳格なガバナンスと内部統制(コンプライアンス)が求められる現場において、属人化を排除した「仕組みとしての鍵管理DX」の導入実績を多数有する。

Credentials & Training
Traka Certified Technician TrakaWEB Foundation Traka Touch Pro Foundation

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