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放送局・メディアの鍵管理DX|24時間稼働の現場を守るセキュリティ【Traka】

BROADCASTING & MEDIA CASE STUDY

【テレビ局・放送局】24時間稼働の番組制作を支えるセキュリティ!
報道マスター室・中継車・ロケ機材倉庫の鍵をL・Sシリーズで一元管理

24時間365日体制でニュースや番組を送り届ける地方基幹放送局(テレビ局)。深夜・早朝におよぶ制作現場や、緊急出動が求められる報道・ロケ現場において、アナログ管理による「鍵の返却漏れ」「深夜の受け渡し負担」「重要諸室のセキュリティ統制」が長年の課題でした。今回、拠点内の主要諸室を網羅する大容量のTrakaTouchProLと、中継車やロケ車管理に適したTrakaTouchProSを組み合わせたインテリジェント鍵管理システムを構築し、放送現場の安全統制と業務効率化を劇的に向上させました。

導入概要(ユーザープロフィール)

導入団体名地方基幹テレビ放送局(報道・制作フリート)
管理対象物主調整室(マスター室)・報道フロア・機材倉庫等の設備鍵、大型中継車・報道ロケ車等の車両鍵
導入ハードウェア ・TrakaTouchProL(報道・技術マスター、スタジオ・編集室・機材庫用 / 本社総合管理棟設置)
・TrakaTouchProS(中継車・ロケ車両・報道ヘリ連絡用等 / 車両・運行待機棟設置)
一元管理システムTrakaWEB(各エリアのキャビネットを社内NW経由で集中制御、既存社員証ICカード連動)

24時間稼働の放送現場が抱えていた「鍵管理」の深刻な課題

① 深夜・早朝ロケや番組交代時における「鍵受け渡し」の労務負担

早朝番組のスタッフや、深夜に帰社するロケ隊による機材庫・車両鍵の貸出・返却が手書き台帳で行われていました。時間帯によっては管理者が不在となるため、警備員室への預け替えや手渡しが発生し、紛失時の追跡が困難であるだけでなく、立ち会うスタッフの労務負担を増大させていました。

② 中継車・報道車両の「鍵の囲い込み」による緊急出動への影響

多数の報道ロケ車や大型中継車を保有する中、スタッフが利便性を優先して鍵を私有のバッグやポケットに入れたまま帰宅してしまう事象が発生。突発的な重大ニュース(事件・事故・災害)での緊急出動時に「車はあるのに鍵が見当たらない」という、報道機関として致命的なタイムロスを孕んでいました。

③ マスター室やサーバー室の厳格なアクセス権限と「ISMS対応」の限界

放送の根幹である主調整室(マスター室)や通信インフラ室の鍵は、物理的な共通キーで運用されがちでした。機密情報や放送の安全を守るためのアクセス権限が曖昧で、外部協力会社を含めた「誰が・いつ入室したか」を厳密にデジタル証明できず、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)更新時の課題となっていました。

運用の性質に合わせて「L」と「S」を配置、既存の社員証で遠隔一元管理

同局では、施設諸室の管理と車両運用の動線に合わせて別モデルのキャビネットを最適配置。ネットワーク対応の管理ソフト「TrakaWEB」を採用し、局員が使用している既存の社員証(ICカード)をそのまま活用した認証システムを構築しました。

■ 局内設備・スタジオ等の鍵管理(総合管理棟):TrakaTouchProL

マスター室、音声・映像編集室、美術・機材倉庫など、本数が多く厳格なセキュリティが求められるエリア向けに大容量モデル「Pro L」を導入。すべての鍵をiFob(アイフォブ)でスマートロック。システム側で「事前登録された有資格の技術スタッフ・社員」にのみアクセス権を付与することで、部外者の重要諸室への立ち入りを物理的に完全遮断しました。

■ 中継車・報道ロケ車の鍵管理(車両待機棟):TrakaTouchProS

ロケ隊やドライバーの出入りが最も激しい車両棟の出入口に、省スペースモデル「Pro S」を壁掛け設置。鍵の持ち出し・返却履歴をリアルタイムにトラッキング。夜間であっても完全無人で確実な貸出運用を可能にし、あわせて「戻し忘れアラート」機能を利用することで、鍵の局外持ち出しや囲い込みをゼロにしました。

導入によってもたらされた劇的な成果

📈 急な事件・災害時も「どのロケ車が動けるか」が瞬時に判明

誰がどの報道車両を持ち出しているかがTrakaWEBを通じてPCやスマホから一目で分かるため、デスクや運行管理者の状況把握が迅速化。緊急ニュース発生時の初動スピードが飛躍的に向上しました。

📈 24時間365日の完全無人化と、高いレベルの「ISMS・監査証跡」を両立

煩雑だった手書き貸出簿を全面廃止し、システムが100%正確なログを自動記録。早朝・深夜の鍵対応に伴う総務や警備の立ち会い・確認業務が完全に無人化されたほか、番組セキュリティやISMSのコンプライアンス監査対応コストも劇的に削減されました。

放送局・メディア・ITインフラ業界向け「施設設備・フリート管理」ソリューション

本事例で導入されたスマートキーキャビネット(TrakaTouchPro L / Sシリーズ)、および複数エリアの鍵をネットワーク連携する「TrakaWEB」の製品カタログ・業界別運用提案書を無料でお届けします。

    ABOUT THE AUTHOR

    Atsushi Okai(岡井 淳)
    Key Management Solution Specialist 岡井 淳 Atsushi Okai
    株式会社トータルリンク | Key Management Solution Division General Manager

    世界最高峰の鍵管理システム「Traka(ASSA ABLOY)」の認定エンジニア。日本国内の高度なセキュリティが要求される重要施設に向けて、設計・構築から運用設計、トラブルシューティングにいたるすべてのプロセスをリードする。

    官公庁、国立研究機関、データセンター、精密化学工場、大手製薬ベンチャー、医療・廃棄物処理施設など、厳格なガバナンスと内部統制(コンプライアンス)が求められる現場において、属人化を排除した「仕組みとしての鍵管理DX」の導入実績を多数有する。

    Credentials & Training
    Traka Certified Technician TrakaWEB Foundation Traka Touch Pro Foundation

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