「1人だけの判断」を無くし、組織のガバナンスを強固にする多重承認
個人情報が含まれる顧客管理端末、企業の命運を握る機密書類、あるいは一歩間違えれば大事故に繋がる銃火器や危険物。これら極めて重要度の高い資産の管理において、「利用権限があるスタッフだから」という理由だけで、1人きりで自由に持ち出し・返却ができる運用は非常に危険です。
「Trakaスマートロッカー」に搭載されている「複数承認(マルチ認証)機能」は、アイテムの取得または返却の際に、上長や監視者などの「第三者による承認」を必須とするシステムです。
この機能は、ロッカーの扉(格納庫)ごとに個別でオン/オフができるだけでなく、「貸出時のみ」「返却時のみ」「両方」といった緻密な設定が可能。単なる物理的な保管庫を超え、組織の業務フローと一体化した厳格なセキュリティ体制を構築できます。
貸出・返却のシーンに合わせた厳格なワークフロー制御
① 貸出時の承認(不正持ち出し・不正利用の防止)
アイテムの持ち出し時に承認を求める設定です。ユーザーがロッカーにログインし、目的の格納庫を選択した段階でシステムが一時待機(ロック)状態となります。その後、割り当てられた承認者(上長など)がロッカーのリーダーに自身の認証情報をかざして「承認」を行うことで、初めて扉が開く仕組みです。
【活用例】個人情報や社外秘の研究データが入った文書ファイル、ノートPC・タブレットを連れ出す際、必ず上長が理由を確認した上で立ち会い解錠する、といった運用で内部不正を根絶します。
② 返却時の承認(確認漏れ・危険状態の放置防止)
アイテムを戻す際に承認を求める設定です。ユーザーが格納庫にツールを返却した後、承認者が「中身の状態が正常であること」を目視で確認し、ロッカー側で承認手続きを行って初めて扉を完全にロック(返却完了)します。
【活用例】警察や防衛機関における拳銃などの銃火器管理において、この機能が威力を発揮します。万が一、実弾が装填されたままの危険な状態でロッカーに戻されるのを、承認者のダブルチェックによって水際で確実に防止。医療用麻薬や毒劇物の返却時の残量確認などにも最適です。
③ 妥協のない最高峰の安全管理「最大3名までの多重承認」
国家機密、極めて危険性の高い産業用デバイス、あるいは法的な監査対象となるアセットなど、特に厳格なハンドリングが求められる資産を対象とする場合、最大3名までの異なる承認者の認証を必須にすることができます。複数人の相互監視(相互牽制)をシステムが強制するため、ヒューマンエラーや単独の悪意によるトラブルを物理的に排除します。
複数承認機能に関するよくあるご質問
ロッカーに保管されている資産が非常に重要なため、承認を下せる人を特定の役職やチームだけに限定することは可能ですか?
はい、管理ソフトウェア上で細かく制限をかけることが可能です。
承認者の設定アプローチには主に2つのフィルターが用意されています。
1つ目は、「承認者自身もその対象アイテムへの正規のアクセス権限(利用権限)を持っていること」を必須条件とする設定。2つ目は、「申請ユーザーと同じ特定のユーザーグループ(例:開発Aチーム、◯◯課など)に所属している承認者のみ」に限定する設定です。これらを組み合わせることで、「別部署の無関係なスタッフが勝手に承認ボタンを押して解錠してしまう」といった運用の乱れを防ぎ、適正な指揮命令系統に則った運用を担保できます。
Traka 複数承認機能の紹介カタログ・資料を無料でダウンロード
貴社の現在のセキュリティポリシーや管理対象ツールに合わせた、最適なワークフロー設定(単独承認・複数承認の組み合わせ等)をご提案いたします。製品の詳しい機能一覧や仕様書は、以下のフォームよりお気軽にご請求ください。









