Trakaスマートロッカーは組織や企業の重要な資産を安全にそして確実に管理する為に管理するツールやアイテムに合わせて様々なオプション機能が用意されています。オプション機能の中でも危険な工具や薬物、防護服など酒気帯び状態で取扱うと危険なツールや危険エリアへの立入の管理を行う場合にお勧めするのがアルコール検知器オプションです。
アルコール検知器オプション
アルコール検知器オプションの特徴
このプロセスによって、酒気帯び状態のユーザーをブロックする事ができます。
ユーザーがアルコール呼気検査に合格するまでTrakaスマートロッカーのタッチパネルはロックダウン状態で、検査に合格するとロックダウンが解除され、ユーザーは登録した認証情報 (カード、生体認証、またはキーパッド IDから選択) でTrakaスマートロッカーにアクセスし、割り当てられたアイテムやツールを取出し又は返却することができます。
酒気帯び防止
Interlock 7500は、公共交通機関や貨物輸送をはじめとする職業ドライバーの飲酒運転リスクを予防・低減するためのアルコール検知システムです。
また、Interlock 7500は、多くの国において飲酒運転に対する法的措置である「飲酒運転違反者プログラム(DUI/DWI)」の一環としても使用されています。これらのプログラムでは、信頼性の高い検査結果、データ管理機能、不正を防止するデータ記録システムが非常に重要となります。
Interlock 7500は2つのパーツ、ハンドセットとコントロールボックスで構成されています。 ハンドセット内で呼気サンプルの測定が行われ、規定以下のアルコール濃度であれば、コントロールボックスでTrakaスマートキーキャビネットの制御が解除されます。
呼気検査で設定値を超えるアルコール濃度が検出された場合は、Trakaスマートキーキャビネットの始動がロックされます。ロッカーは施錠されたままでアイテムやツールが取り出せないので、酒気帯びの防止ができ、組織にとって重要な資産を守ると同時に事故やトラブルを未然に防ぐことができます。
全体を可視化
手作業の場合には、アルコール検知器でのテスト結果と、アイテムの貸出管理簿が別々に存在しているケースが多々ありますが、アルコール検知器オプションを使う事で「誰が」「いつ」「何を」「取得もしくは返却」したのかを把握すると同時に酒気帯び状態のテストを確実に行う事ができ全体の可視化につながります。
アルコール検知器オプションQ&A
呼気のテストの結果アルコールがもし検知されたらどうなりますか？また検知された場合にその結果は残りますか？
アルコール検知された場合システムはロックされた状態のままの為ユーザーはロッカー内部のアイテムやツールを取得する事ができません。検知された結果はTrakaスマートロッカーの履歴には残りませんが、ユーザーは業務に必要な機器を取り出しできなくなり上長に報告せざるを得ない状況になります。
すでに業務で利用している他のアルコール検知器の製品でアルコール検知オプションを利用する事はできますか？
Dräger Interlock 7500は特別にシステムインテグレーションした製品の為、他のアルコール検知器ではご利用できません。また、日本ではアルコール検知器の精度に関する法規制がない為世界で一番厳しい欧州の基準をクリアした製品をお勧めしています。
